ビタミン
ビタミンを世界で最初に発見したのは、実は日本人だったことを皆さんはご存じですか?
1910年に鈴木梅太郎という農芸化学者が、米ぬかに含まれる未知の栄養素を取り出すこと
に成功し、その栄養素を「オリザニン」と命名したことがビタミンの始まりです。
この「オリザニン」という成分がが現在でいう「ビタミンB1」です。
翌年にポーランドの化学者であるフンクが同じ栄養成分を発見し「ビタミン」と名付けて
発表したのですが、こちらの方が有名になったことで、鈴木梅太郎の功績はあまり知られなく
なってしまいました。
鈴木梅太郎がビタミンを発見したおかげで、日本人を苦しめていた脚気(ビタミンB1不足で起きる病気)
が大幅に減っていったと言われています。