ひまわり便り

2023年9月20日 水曜日

おはぎ

お彼岸の供物や食べものといえば、「ぼたもち」と「おはぎ」。基本的には同じものですが、その季節に咲く「牡丹」と「萩」の花から、春は「牡丹餅(ぼたもち)」、秋は「御萩(おはぎ)」と呼びます。牡丹は大きくて丸い花、萩は小さくてやや細長い花。そこで、「ぼたもち」は大きめで丸い形に、「おはぎ」は小ぶりで俵の形に作るようです。

2023年9月19日 水曜日

彼岸の入り

お彼岸は、春分の日と秋分の日を中日とした前後3日、合わせて7日間をいい、今日から「秋の彼岸入り」となります。仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界・あの世を「彼岸」と言い、その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界、この世を「此岸(しがん)」と言うそうです。太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになったそうです。